きょう紹介するのは漫画「光の箱」(作:衿沢世衣子)。舞台は生と死の狭間にあると言われているコンビニエンスストア。話はオムニバス形式で、今の世の中に理由があって生死の境にいる者たちが訪れる。現世のつらさや記憶が「コンビニ」という舞台でどう表現されるのかがポイント。風間さんは「何を目的に生きているのかをしっかり持っている人の方が見えているものが少ないのかも?と思う昨今ですが、目的がなくてもフラッと立ち寄れるコンビニが妙にマッチしている物語。人々の隠された信念や生き方が浮き彫りとなる作品」と紹介した。