東証記者クラブから中継。不正アクセスが相次いでいるが、対抗策として経済産業省がホワイトハッカーと呼ばれるエンジニアを集めたチームを新たに立ち上げる。ホワイトハッカーとはサイバー攻撃の手法に詳しく、ハッカーに対抗できるエンジニアのこと。ホワイトハッカーの力を結集させて日本の産業界全体のセキュリティー対策を強化するねらいがある。経済産業省は来月中に所管するIPA(情報処理推進機構)にチームをつくる方針。IPAではサイバー攻撃への対処法などを実践的に学べる“ホワイトハッカーの養成所”とも言われている。このプログラムを終えた修了生が約500人いるという。経済産業省は候補者としてIPA「修了生」のほかに、特に高い能力の「トップガン人材」にも声をかけている。チームのキーワードは「侵入テスト」。企業のシステムやシステムを真似た「仮想空間」に実際にサイバー攻撃をすることで、ぜい弱性をチェックし対策に役立てる方法。ハッカーより先にぜい弱性を発見して先手の対策を取る考え。赤澤経済産業相は「基本的には攻撃者以上の攻撃を行うという発想でいきたい」と述べている。カギになるのが民間企業との連携。経済産業省が構築を目指している「集団的防御プラットフォーム」という仕組み。より高いセキュリティー対策が講じられている基幹インフラ事業者へのサイバー攻撃は、対策がぜい弱な取引先の中小企業から侵入を試みるケースも多いため、サプライチェーン全体で集団的に防御するための仕組み作りを検討している。仕組みを企業と協力して構築できれば、企業の同意のもとでホワイトハッカーが侵入テストを実施することも想定される。政府は来週にも不正アクセスに対抗するための緊急パッケージを決定する方針。
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URL: https://www.jpx.co.jp/
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