終戦からきょうで79年。各地で祈りがささげられた。北海道では、出征して亡くなった人たちの慰霊祭が営まれた。三重県名張市では、山の中に米軍の爆撃機が墜落して、搭乗員11人が命を落とした。地元の人たちが日本の戦没者とともに追悼した。都内では、政府主催の全国戦没者追悼式が行われた。ことしは新型コロナの感染拡大以降、5年ぶりにすべての都道府県から遺族が参加した。遺族の高齢化が進んでいる。
靖国神社には、国会議員が相次いで参拝した。午前10時過ぎには、自民党や日本維新の会など、超党派の議員連盟のメンバー78人がそろって参拝。岸田内閣の閣僚では、新藤経済再生担当大臣と木原防衛大臣、高市経済安全保障担当大臣の3人が参拝した。一方、岸田総理大臣は参拝せず、自民党総裁として私費で玉串料を納めた。これについて、中国の複数のメディアは、「日本の一部の政治家は、反省を全くせず、A級戦犯を祭る靖国神社に参拝し続けている。日本に同じ歴史の過ちを繰り返させる可能性があるなどと伝えている」。また、韓国外務省の報道官は、「日本の責任ある指導者たちが再び玉串料を納めたり、参拝を繰り返したりしたことに、深い失望と遺憾の意を示す」と論評を出した。
終戦から79年。戦争を直接知る世代は少なくなっている。全国戦没者追悼式では、参列を予定していた遺族のおよそ75%が、70歳以上だった。その記憶を受け継ごうと、18歳未満の遺族も参列した。若い世代に語り継ごうと、戦争を知る世代は証言し続けている。
靖国神社には、国会議員が相次いで参拝した。午前10時過ぎには、自民党や日本維新の会など、超党派の議員連盟のメンバー78人がそろって参拝。岸田内閣の閣僚では、新藤経済再生担当大臣と木原防衛大臣、高市経済安全保障担当大臣の3人が参拝した。一方、岸田総理大臣は参拝せず、自民党総裁として私費で玉串料を納めた。これについて、中国の複数のメディアは、「日本の一部の政治家は、反省を全くせず、A級戦犯を祭る靖国神社に参拝し続けている。日本に同じ歴史の過ちを繰り返させる可能性があるなどと伝えている」。また、韓国外務省の報道官は、「日本の責任ある指導者たちが再び玉串料を納めたり、参拝を繰り返したりしたことに、深い失望と遺憾の意を示す」と論評を出した。
終戦から79年。戦争を直接知る世代は少なくなっている。全国戦没者追悼式では、参列を予定していた遺族のおよそ75%が、70歳以上だった。その記憶を受け継ごうと、18歳未満の遺族も参列した。若い世代に語り継ごうと、戦争を知る世代は証言し続けている。