太平洋戦争による硫黄島の戦いが終結してあすで80年。元島民が見たあの日の景色を語り継ぐ孫世代の人々がいる。「全国硫黄島島民3世の会」のメンバーで芥川賞作家の滝口悠生さんは小説「水平線」を通して、そこに生きていた人々の景色を作品に描いた。「3世の会」は40人ほどで構成され、元島民から直接話を聞くほか、遺骨収集事業への参加など、幅広く活動をしている。西村会長や滝口さんらは、辛い戦争の歴史だけでなく、硫黄島の穏やかな景色をこの先も語り続ける。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.