コメの価格が高騰する中、備蓄米の放出開始したがコメの価格は依然高止まりしていることが課題となっている。こうした中、3月の備蓄米入札で19万トン余を落札したJA全農はきのう時点の備蓄米の出荷状況を公表した。それによると契約先への出荷量は6万3,266トンで先週より6,300トン余増えて落札量の32%になったとしている。今月の出荷量は7万596トンで先週発表した計画より2,200トン余上積みとなった。JA全農は先週、農林水産省から備蓄米の供給を前倒しで拡大するよう求められ予定を前倒しにして契約先に引き渡せるよう調整を進めている。