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「全米鉄鋼労働組合」 のテレビ露出情報

2023年12月に日本製鉄はUSスチールの買収を発表。USスチールからは歓迎の声が聞かれ両者にとってウィンウィンになるとみられていたが、全米鉄鋼労働組合が反発しマッコール委員長は「外国企業への身売りは組合員と国益を危険にさらす」とした。トランプ前大統領、バイデン大統領、ハリス副大統領の3人はいずれも労働組合を意識して買収に否定的な考えを示した。USスチールと全米鉄鋼労働組合の本部は大統領選の最激戦州であるペンシルベニア州にあり、労働組合の組織票の重要性が増している。懸念払しょくに向けて、日本製鉄は雇用削減や施設閉鎖を行わないことや買収終了後に日本製鉄アメリカ本社をペンシルベニア州に移転させる計画を発表した。さらに9月に入って取締役の過半数をアメリカ国籍にすることを明らかにしアメリカ側に歩み寄る姿勢を見せたが、交渉を担う森副会長に対してマッコール委員長は財務面に懸念があると繰り返し主張した。9月4日、バイデン大統領が近く買収を禁じる命令を出すとアメリカのメディアが報じた。理由はアメリカの鉄鋼生産能力の削減につながる可能性があるという国家安全保障上のリスク。対米外国投資委員会が審査しリスクがある場合は大統領が阻止を命じるかを判断する。大統領が買収阻止を命じたのは1975年以降8件、アメリカの半導体企業などが対象で何らかの形で中国が関与していた。これまでに買収が阻止された日本企業はない。外交問題評議会のマシュー・グッドマン氏は買収は国家安全保障上のリスクにあたらず阻止をめぐる議論は政治が理由、ハリス氏が勝ってもトランプ氏が勝っても承認されるかは不透明と指摘している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月8日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
会見で日本製鉄・森高弘副社長は「粛々と行われている審査を見ると、政治性は無いと思う。年末までにはクローズ(完了)できる」と述べた。USスチールの買収を巡っては去年年末に両社がいったんは合意したものの、その後、全米鉄鋼労働組合に反対され計画の進ちょくが遅れていた。更には、大統領選挙でトランプ前大統領とハリス副大統領がともに買収を阻止する考えを表明し政治問題化し[…続きを読む]

2024年11月6日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本おはBiz
米国大統領選挙の開票がまもなく始まる。日本製鉄による米国の大手鉄鋼メーカー・USスチールの買収計画への影響について。USW(全米鉄鋼労働組合)は、買収計画に一貫として反対している。トランプ氏は買収計画を即座に阻止、ハリス氏も米国国内で所有され、運営される企業であり続けるべきだと発言している。USスチールの本社と労働組合の本部が激戦州のペンシルベニア州にあり、[…続きを読む]

2024年9月27日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングANN
USスチールの買収をめぐる米当局の審査が大統領選の後まで延長されることについて、日本製鉄・今井正社長は「楽観できない」と述べた。今井社長は買収に反対する全米鉄鋼労働組合との対話を粘り強く続けると話した。買収計画は大統領選を控えて政治問題化していたが、米当局の審査が延長になったことで、結果は大統領選後に持ち越される見通しとなっていた。

2024年9月26日放送 22:15 - 23:13 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトWBS Quick
日本製鉄のUSスチールの買収をめぐり、アメリカ仲裁委員会は買収に反対してきたUSWとUSスチールの仲裁手続を担当したうえで買収者として日本製鉄は適格と認めている。買収の追い風となることが期待されるものの米大統領選に向けて民主共和両党の候補者が反対するなど先行きは不透明となっている。

2024年9月26日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
日本鉄鋼連盟の会長を務める日本製鉄・今井正社長はきょうの会見で、大手鉄鋼メーカー・USスチールの買収計画の審査期間が延長されたことについて「楽観できない」と述べ、計画に反対する鉄鋼業界の労働組合のUSW(全米鉄鋼労働組合)に対し、協議に応じるよう求めていく考えを示した。

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