空気中から二酸化炭素を分離し、作物の栽培に利用する装置の実証実験が神奈川県平塚市で始まった。全農や双日、九州大学などが共同で行うもので開発された装置には食品用ラップの300分の1の薄さである二酸化炭素が通しやすい特殊な膜が中に入っている。この膜に空気を通すことで二酸化炭素を集めて農業用ハウスに入れトマトの光合成を促進するかどうかやコストを検証していく。通常のハウス栽培で作物はボンベから二酸化炭素を与えられると2割ほど収穫量が増えるという。
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