全国でクマによる被害が増える中、各地でクマへの対策が行われた。新潟・関川村でもクマの捕獲件数が去年の10倍近い数に増加。今月に入り4頭のクマを捕獲しているという菅原さんは「12月中ごろまではエサがあれば出てくると思う」と話す。クマによる人身被害は109人と過去最悪のペーストなっている。宮城・加美町の自治体ではIT技術を使い新たな対策を行っている。長距離無線式捕獲パトロールシステム「ほかパト」は罠が閉まったタイミングでマグネットが外れ、携帯電話に通知されるシステム。また、長野・軽井沢町ではベアドッグを導入しパトロール業務をおこなっている。境界線付近まで迫るクマ5頭は、ベアドッグに吠えられすべて山奥に移動した。