埼玉・八潮市での道路陥没を受けて国設置に専門家委員会が下水道管を対象とした全国調査の現場を視察した。調査は設置から30年以上経過した一定規模以上の管約5000キロメートルで進められていてきょうは横浜市港北区の調査現場を委員会のメンバーらが視察した。メンバーらはマンホールの中に入り硫化水素で腐食が進む箇所を直接確認するなどした。国土交通省が先月末時点での6自治体の調査状況を確認したところ計130キロメートル余で調査が実施されうち約20キロメートルで対策が必要だと判断された。専門家委員会は今月中に水道管の点検・調査での最新技術活用の必要性などを盛り込んだ提言をとりまとめる方針。