台風7号の接近に伴い交通機関にも大きな影響が出ている。JR東海はあす東海道新幹線の東京−名古屋間で始発から終日運転を取りやめることを決めている。名古屋−新大阪間も大幅に運転本数を減らし各駅停車のこだまを1時間当たり上下線それぞれ2本程度、普通車を全席自由席にして運転する。山陽新幹線との直通運転も中止され、東海道新幹線ではきょう上下線合わせて8本の臨時列車を運転している。JR東日本もあす午前11時から最終列車までの間、東北、上越、山形新幹線の一部の列車を運休すると発表した。午後を中心に合わせて20本が運休する。また今後の状況により秋田・北陸新幹線でも遅れや運休が発生する可能性があるとしている。湘南新宿ラインの東海道線から高崎線の直通列車は終日、横須賀線から宇都宮線の直通列車は午前11時ごろから全線で運転を見合わせる。成田エクスプレスは朝の時間帯の合わせて8本のみを運行し、それ以降はすべての列車が全区間で運休する。東西線はあす午前10時半ごろから夜にかけて東陽町駅から西船橋駅の間で運転を見合わせる。この間は中野駅から東陽町駅の間での折り返し運転となり本数を減らして運行する。全日空はきょう午後2時の時点で羽田と伊豆諸島の八丈島を結ぶ4便の欠航を決めている。またあすの国内線は午後4時現在、全日空が羽田や成田を発着する281便の欠航を決めたほか日本航空も281便の欠航を決めている。合わせて10万人以上に影響が出る見込み。また国際線にも影響が出ていて全日空、日本航空であす羽田、成田を発着する国際線合わせて57便がすでに欠航を決めている。高速道路各社も通行止めを行う可能性があるとして予定の変更なども検討してほしいと呼びかけている。
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