対ウクライナ支援についても、バイデン氏とトランプ氏の意見が食い違っている。前嶋さんは、トランプ氏は「私が就任したら24時間以内にウクライナ戦争はやめさせる」と発言し公約的なことになっているという。2022年の中間選挙で共和党が多数派になった時に、1回も議会でウクライナの予算を通していない。なので動いておらず、後は支援の方を妥協しろということで持っていくことになるという。ただ今のところ、トルコのエルドアン氏とゼレンスキー氏が会ったが妥協みたいな話し合いは求められないというのがウクライナ側の見方。櫻井さんは、日本が直接ウクライナが奪われた領土を取り返すことができるよう手伝うことより、日本の立場としては中国と台湾の関係の中で直接関わってくることなので日本として旗印を掲げることを言っているという。自衛隊は装備品を一定の数以上持てないため、余ったものを鉄くずにするくらいなら直ちにウクライナに支援するような形で日本国の価値観の旗印を掲げないといけないなどとした。岸田総理は4月にアメリカの上下両院で演説するので、そのときに価値観の旗を立てるのが大事などとした。なんとか原則は政府の解釈によるため、それを変えることで動くことが出来る、動かなきゃいけないと思うという。それが回り回って日本を助けることになるなどとした。橋下さんは、政治家は本当に支援をすると言ったのであれば本気で武器やお金まで出さなきゃいけない、できないなら威勢のいいことを言うのをやめなきゃいけないなどとした。櫻井さんは、今までのアメリカに頼り切りの状況はもう続かないのは明白だとし、そのとき日本国を守るのにどういう事をするかで、岸田総理にアメリカで日本国の軍事力を強化することと、私達が当事者であるという覚悟を言って欲しいなどと述べた。さらに43兆円の防衛予算増があるが円安で目減りしてるため、防衛予算から見直すという所まで根本的に国の安全保障とその延長線上でウクライナの援助も考えないといけないなどとした。