石破総理大臣はきのう、衆議院の解散後に記者会見を行い、今回の解散を「日本創生解散」と名付けた。石破総理は会見の冒頭、自らの政権を「地方を守る政権だ」とした上で、「国民の暮らしを経済、心の両面で豊かにするため、地方創生を進める。新たな地方創生は町おこしの延長ではなく、日本の社会のあり方を大きく変える」と説明した。また、石破総理は、衆議院総選挙の勝敗ラインについて「自民党・公明党で過半数を目指したい」と述べた。勝敗ラインに達しなかった場合についての責任の取り方については、「コメントすることは差し控える」と述べるにとどめた。このほか石破首相は、自衛官の処遇や勤務環境の改善、退職後の生涯設計確立に向けて自らを議長とする関係閣僚会議を設置し、取り組みの方向性と来年度予算に計上する項目について、年内に取りまとめる方針を示した。