野党連立の可能性について、立憲民主党の野田代表はきのう、政権交代を目指していきたい、今後の野党間の対話が重要になってくるなどとして、前向きな姿勢を示した。きょう午前中に、役員会で対応を協議したという。日本維新の会の馬場代表は、立憲・国民との連立政権樹立について、リーダーとなる立憲民主党は、外交安全保障などの問題で党内がまとまっていないなどと難色を示し、国民民主党の玉木代表は、連立入りの打診を受けた場合の話として、政策実現のために協力してもらえるところとは協力していくなどとしている。立憲・維新・国民を合わせても、過半数には届かない。来年夏には、参院選も控えている。立憲民主党の野田代表は、もう少し時間をかけて、与党と野党の一騎打ちの構図に持ち込めば、もっと劇的な変化が生まれた、次の参院選の対応なども含めて丁寧に議論していきたいなどとしている。後藤は、自民党は、国民民主党に対し3閣僚ほどのポストを提示するぐらいの思い切った決断で、短期間のうちに連立を申し込む姿勢を取らない限り、政権は不安定になるなどと話した。田中は、野党各党は、経済政策などのスタンスが異なり、連立を組んでも政策実現が不可能だ、現実的には、自民党が基軸となって、国民民主党や日本維新の会をいかに率いていくかという流れになるなどと話した。後藤は、今回議席を伸ばしたれいわ新選組と国民民主党は、代表が熱心に政策を訴えていた、政治とカネではない、政策論争を展開した政党が伸びていることは注目すべきなどと話した。投票率は、53.11と推定され、前回よりも下がったとみられる。後藤は、自民党支持者が嫌気を差し、投票しなかった結果だとみているなどと話した。