5回目となる自民・公明・維新の3党の実務者協議には自民党の柴山元文部科学相、公明党・佐々木さやか参院議員、日本維新の会・金子道仁参院議員らが出席した。前回の協議では与党が今年4月からの高校の授業料無償化の実施について恒久的な財源の確保が必要なことや、無償化したぶんを塾代にあてることも想定され高所得者の優遇につながりかねないなどの課題を指摘した。これを受けて維新の会はきょうの協議で「私立高校を含めて4月から実施を求める基本的な姿勢は変わらない」としたうえで「準備に一定の時間が必要だということは理解している」という考えを示した。そして今年4月からの実施が可能なのか3党で課題を精査していくことになった。3党は来月中旬の取りまとめを目指し協議を続けることにしている。