自民党の新執行部は公明党幹部と連立の継続に向けた協議を行ったが「政治とカネの問題」について意見の隔たりを埋められず継続協議となった。自民党の新執行部は公明党執行部と初めての「顔合わせ」を行い、自民党の高市総裁と公明党・斉藤代表が幹事長を交えて連立継続に向けた協議をおこなった。斉藤代表によると会談で高市総裁に改めて靖国神社参拝などをめぐる歴史認識と外国人政策について懸念を伝え、「高市総裁から詳細な説明があり認識を共有できたところもある」という。「政治とカネの問題」については最も時間をかけて懸念を伝え、選挙後に新証言が出ていることなどから全容解明を改めて求めたという。公明は自民に「懸念の解消が図られなければ連立を作ることにはならない」と伝え、連立政権の継続は結論が出ず継続協議となったという。