イランが事実上の封鎖を続けるホルムズ海峡。通航料は約3億円。イギリスの開運情報会社によるとこれまでに少なくとも9隻の船が「安全回廊」と呼ばれるルートで通航しているという。イラン・アラグチ外相は共同通信の取材に独自にこたえ、日本の通航について「もし日本がホルムズ海峡を通過するために接触してくればイランは通過を支援する用意がある。海峡通過への支援は日本の外相と前回行った協議で議題となった。この議題は日本側と話し合っている。」と言及した。これに対し茂木外務大臣はきのうの民法のテレビ番組で日本の船舶の通過について「アラグチ外相との会談では『話していない』」と述べ、政府関係者も協議に入っている事実はないと否定している。発言したイランの外相はどことなく日本の苗字のような響きの「アラグチ外相」。日本にいたときのアラグチ外相の名刺では自分の名前を漢字で表記している。茂木氏が去年外務大臣に就任したときは自らのSNSに日本語でお祝いのメッセージを投稿していた。東日本大震災では被災地で炊き出しの支援をする場面もあった。今回の発言は何を意図しているのか。専門家は「イラン側としては国際法に反し海峡を完全に封鎖する無茶なことはしていなくて、ちゃんと通す船は通している、中国も通っているので日本もどうぞとイラン側がまともな国だと訴えている。日米間を引き裂いて日本があまりアメリカ寄りになったり、自衛隊を派遣したりすることがないようにしたい気持ちがあると思う。」などと話す。通航することになればイランの革命防衛隊の妨害は起こらないのかについては「おそらくアラグチ外相はそんなに自分1人で走る人ではないので、革命防衛隊と話をつけていると思う。」などと話した。
