バイデン大統領は日本時間午前3時前SNSで声明を発表し、大統領選から撤退を表明した。声明でバイデン氏は「再選を目指すというのが私の考えだったが自分が撤退し残りの任期に大統領としての責任を果たすことに集中することが党と国にとって最善の策だと思う」と述べている。その上で今週自分の決断について国民に説明するとしている。またバイデン氏はその後SNSで「ハリス副大統領を民主党の大統領候補として支持する」考えを表明した。これを受けてハリス氏は「私は光栄にも大統領からの支持を得た。党の候補者指名を勝ち取りたい」との声明を発表した。撤退表明を受けて共和党の大統領候補・トランプ前大統領はSNSに「いんちきジョーバイデンは我が国の歴史上群を抜いて最悪の大統領だ。左派が誰を擁立しても同じ事の繰り返しだ」と投稿。共和党・ジョンソン下院議長は「大統領選に立候補する資格がないなら大統領職をつとめる資格もない」としてバイデン氏の即時辞任を求めた。ニューヨーク・タイムズによるとバイデン氏は21日朝最終的に撤退を決断、ハリス副大統領らに電話で伝えたという。