米国大統領選挙は、いよいよ投開票日を迎えた。全米の支持率が横一線の歴史的大接戦となっている。米国・フロリダ州から中継で伝える。米国・フロリダ州にある施設では現地時間の今夜、大統領選の行方を見守るウオッチパーティーが行われる予定で、当選が決まった場合にはトランプ前大統領が演説を行う予定。周辺は今朝から警備が一段と厳しくなっている。会場の周りには、すでに多くの海外メディアが詰めかけている。現地時間の午前2時過ぎまで、激戦州・ミシガン州で最後の訴えを行ったトランプ前大統領は、選挙当日のきょうはフロリダ州で投票に行き、自信をのぞかせた。その後、自身の選挙事務所を訪れ、陣営スタッフをねぎらった。一方、ハリス氏は激戦州での、てこ入れに最後まで力を入れている。前日は深夜までペンシルベニア州で集会を行い、投票当日は朝から激戦州のラジオ局に出演し、投票を呼びかけるなど最後の最後まで票の取り込みに余念がない。全米の最新の平均支持率ではハリス氏が48.7%、トランプ氏が48.6%と、その差はわずか0.1ポイントで大接戦が続いている。米国に初の女性、そしてアジア系の大統領が誕生するのか、トランプ氏が返り咲くのか。日本時間の午後3時まで投票が続く。