今回のテーマは「今なぜ?”プレッパー”が急増」。「プレッパー」とは「prepper(備える市民)」という意味で、備えているのは「世界の終末」に向けて。プレッパーは米ソ冷戦時代の言葉で、当時は「核戦争に備えよう」という動きで、核シェルターや食料の備蓄をして政府と連携して身を守るというものあだった。現在は自然災害・戦争・政治や経済の崩壊に備える必要がある。昔は「政府が助けてくれるまで自分でなんとかする」という考えだったが、現代では「社会から個人の身を守る」という方向となっており、射撃訓練・夜間訓練・医療訓練などを自身で行っている。プレッパーが備えるのは大規模災害などに対してもだが、「政府に対して」というものが最も大きい。アメリカで銃を保有している人は、女性の共和党支持者が急激に上がっている。共和党支持者の男性はもともと保有率が高かったが、民主党支持者は男女ともに増加している。パックンの視点は「Be Prevvers not Preppers!」=「本当に用意するのは容易ではない」。