テキサス州では共和党が苦戦していると伝えられている。政治活動も信仰の一部だという。共和党のボランティアは支持を求め、各家庭を個別に訪問していた。人口の6割以上がキリスト教徒のアメリカ。中でもプロテスタントの福音派は大きな勢力を占め、政治とも密接な関係を築いてきた。聖書を信仰と教義の最高権威と位置づけ、トランプ大統領の岩盤支持層にもなっている。トランプ政権がキリスト教右派を意識して進めてきた主な政策には、人工妊娠中絶の規制強化、信仰局の設置、保守派の最高裁判事の任命、性別を男女の2つと認定する方針などがある。アメリカの福音派の政治的影響力は国内政策にとどまらず、イスラエルを巡る外交にも表れている。イランへの軍事攻撃開始後には、大統領執務室に福音派の指導者らが集まり、トランプ大統領のために祈りを捧げていた。
