武田が自ら書きためた現代に思うことをプレゼンする。今回は高齢者のための呪いの時代。17年間日本に住んでいたドイツ出身のマライ・メントラインは翻訳家・通訳者・エッセイストなどをしている。マライ・メントライン著の「日本語再定義」では外国の人が思う変な日本語を取り上げている。その中の一つ、動詞「呪う」を紹介する。マライは痛快な願望の実行手段として「呪い」は日本社会に定着しているとした。武田が思い出したのは内田樹著の「呪いの時代」。内田氏によれば「呪い」の言説が際立ってきたのは1980年代半ば。この頃から「知性の冴え」がほとんど「攻撃性」と同義になった。ネット上では相手を傷つける能力、相手を沈黙に追い込む能力が多く競われ、もっとも少ない言葉で効果的に他者を傷つけることのできる人間が英雄視されている。2016年2月、子供の保育園入所選考に落ちた当事者が保育園不足を嘆き「保育園落ちた日本死ね」とブログに投稿、国会でも取り上げられた。2016ユーキャン新語・流行語大賞のトップ10にも選ばれた。
内田樹著書「呪いの時代」(新潮社刊)では、呪いの言葉を吐くけれども彼らはそれらの言葉が他者のみならずおのれ自身へ向かう呪いとしても機能していることにあまりに無自覚のように思われますなどと書かれ、人を呪うと同じ分量の呪いがかかるとしている。「人を呪わば穴ふたつ」は他人に害を与えようとすれば自分にも同じように害を受けるということの例え。内田氏は著書で「自分を愛するということがどういうことかを忘れてしまったせいです」と語っている。呪い返しの術は自分を愛すること。谷原は「日本は言霊の国ですね」などとコメントした。
内田樹著書「呪いの時代」(新潮社刊)では、呪いの言葉を吐くけれども彼らはそれらの言葉が他者のみならずおのれ自身へ向かう呪いとしても機能していることにあまりに無自覚のように思われますなどと書かれ、人を呪うと同じ分量の呪いがかかるとしている。「人を呪わば穴ふたつ」は他人に害を与えようとすれば自分にも同じように害を受けるということの例え。内田氏は著書で「自分を愛するということがどういうことかを忘れてしまったせいです」と語っている。呪い返しの術は自分を愛すること。谷原は「日本は言霊の国ですね」などとコメントした。
