内閣府が先週金曜日に発表した4月~6月GDP成長率(実質)は前期比+0.3%。年率+1.0%。また先週金曜日の日経平均株価の終値は729円高の4万3378円で、先週水曜日につけた最高値を上回り史上最高値を更新した。GDP成長率がプラスだったことや、円安が進んだことが株価を押し上げた。後藤先生は「実質GDP成長率が5期連続でプラスになっているのは、コロナ後で初めてでここだけ見ると及第点だが、4月から6月の数字は輸出の伸びで出てきている部分が多く、個人消費はなんとかプラスを保っているがあまり喜べるような状況ではない。株価は最高値というと景気が良さそうだが株高と日本経済は生活実感に必ずしもリンクしない」などと話した。