週末、京都で去年より12日遅れで桜が満開となり、多くの観光客が訪れて大混雑となっていた。清水寺ではシダレザクラ約150本が満開となり、仁和寺ではソメイヨシノや御室桜が咲いていた。約60種・400本の桜が植えられる平野神社では、平野神社発祥の早咲き品種「魁」の前や、菜の花も共に楽しめる桜苑など多くの人が集まっていた。哲学の道には約2kmの桜並木がが有名だが、撮影に夢中で川にヘッドホンを落とす観光客の姿もあった。蹴上インクラインでは、線路と桜が一緒に撮影ができるとあり、人だかりができていた。嵐山の渡月橋では、歩道だけでなく道路に渋滞ができ、駐車場は満車となっていた。観光地だけでなく、京都駅のバスの停留場も大混雑しており、京都各地の桜や混雑の様子を伝えた。円山公園には屋台が出ており、夜桜を花見する客で溢れていた。他にも東寺の桜のライトアップには400m以上の行列ができるほどだった。午後6時に開門すると、並ぶ人たちはライトアップされた桜の圧巻の景色を夢中で撮影していた。
住所: 京都府京都市東山区