古代シチリアで最も輝いた街・シラクーサは紀元前8世紀にギリシャ人の植民都市として建設された。その栄華の象徴たるオルティージャ島には数々の神殿が設けられ、当時の人口は100万にも達したという。街に残る大聖堂は紀元前5世紀のアテナ神殿が7世紀に教会となったもの。街には劇場も設けられ、1万5000人を収容できたという。シラクーサは紀元前3世紀にローマ人によって滅ぼされ、3世紀から4世紀ごろにはローマ人により街に円形闘技場も築かれた。
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