佐々木融さんがスタジオで解説。ドル/円予想レンジ:154.00円〜156.00円。中国、カナダ、メキシコに対する関税引き上げを受け、ドル買いになっていて、ドル高、円高になっている。今ドル円は戻ってきている。対カナダ、対ユーロに対しては、ドルが上昇。ドルカナダは、2003年以来のドル高、カナダドル安水準。関税が引き続くくすぶるとドルが底堅い状況が続くのでは。注目ポイントはFRBの金融政策とドル円。中期的には円が構造的に弱いが、短期的にはFRBの金融政策見通しが重要。経済指標次第だが、アメリカ経済が強いうえにトランプ政権の政策もすでに高いインフレ率を押し上げる方向に作用すると思っているため、利下げ局面はすでに終了し、市場が織り込む利下げ期待も後退していくのでは。。利下げ期待がなくなるとドル円は160円台を回復。対外直接投資、対外証券投資、マイナス実質金利が改善しない状況にあり、ドル高円安の流れは続きやすいのではなどと為替について解説をした。