本殿に響き渡る木魚に合わせて自由自在に飛行する仏様。モーター音をうならせながら右へ左へ。「これはドローン仏」と語るのは龍岸寺の池口龍法住職(43)。檀家離れや墓じまいなど人々とお寺の関係が薄れてゆく現代で、型にはまったやり方だけでは仏教の魅力は伝わらないと一念発起した。2009年、若手僧侶たちと一緒にフリーペーパーを発刊。今ではYouTubeチャンネルも開設。お坊さんの1週間のコーディネートを紹介する動画などお寺のイメージを覆すような内容ばかり。さらに「冥土喫茶ぴゅあらんど」は仏教だけでなく他宗教の専門家を招きメイドさんと一緒に宗教について学ぶイベントとなっている。池口さんの取り組みをきっかけにお寺を訪れる人達が増えてきている。私生活では二児のシングルファーザー。
去年11月、プロダクションにやってきた池口さん。新たなプロジェクトを進めているのだ。NFTを購入し日本の寺文化を支えてもらうといい、御朱印は海外からアート作品として関心がたかいのでより世界に発信できるとデジタル上で販売する。絶えず挑戦し続けることがお寺の発展につながると池口さんは考えている。
去年11月、プロダクションにやってきた池口さん。新たなプロジェクトを進めているのだ。NFTを購入し日本の寺文化を支えてもらうといい、御朱印は海外からアート作品として関心がたかいのでより世界に発信できるとデジタル上で販売する。絶えず挑戦し続けることがお寺の発展につながると池口さんは考えている。