新たな領域に次々と挑戦し売上高は1.7兆円にせまるTOPPAN。それぞれ違うテーマを研究しているがほぼ毎日話し合いの場を設けている。なぜTOPPANに入社したか聞くと遠藤さんは「大学4年の時に「こういう仕事がしたい」などの定まったものがなかった。凸版印刷が広い事業領域で事業展開していることを知って、仕事をしながら方向性を見つけていけると思って」などと話した。遠藤さんは「フロントランナー制度」があり大元の3D細胞培養はフロントランナー制度の提案がスタートだったという。フロントランナー制度では若手が自発的に研究テーマを提案し組織活性化や人材育成を図る。TOPPANでは技術革新や市場の変動に迅速に対応するため2016年から国内外70社以上のベンチャー企業に投資してきた。今年1月にはTOPPANホールディングスがオープンイノベーションに積極的な大企業1位に選ばれた。