西日本や東日本を中心に気温が上がって危険な暑さとなったきょう、今シーズンで最も多い、全国301の地点で猛暑日となった。最高気温が38.7度まで上がった福岡県久留米市。きょう開かれたのは、恒例の夏祭り。市民8000人余りが参加し、パレードが披露された。各地の日中の最高気温は、群馬県桐生市と高知県四万十市西土佐、長崎県島原市で39.2度などと、40度近くまで上がる危険な暑さとなった。暑さをしのごうと大勢の人が訪れていたのが、山梨県にある天然の洞窟、鳴沢氷穴。洞窟内は地下水で冷やされているため、真夏でも0度前後。冬の間に出来た氷も展示されている。気象庁は、気温の高い状態はさらに1か月程度続くおそれがあるとしている。猛暑が長引くと、農作物への影響が心配。山梨県のぶどう農園を取材。一部は猛暑の影響を受けていた。このため、農園が取り組んでいるのが暑さ対策。ぶどうの実を包む袋の下を開けて、熱が籠らないようにしている。そして今、最も気をもんでいるのが、来月中旬ごろ収穫を迎える高級品種の状態。夜の気温が下がらないままだと、色づきが進みづらいという。