日本の課題はセットプレーからの攻撃で、’22カタールW杯以降の19試合で64得点を上げているのに対しセットプレーからの得点はわずか3得点にとどまっている。それでも中国戦では遠藤には先制のゴールが生まれた。槙野氏がコーナーキックの時について質問すると、遠藤は他の3人が僕のマークをブロックする形でフリーにしてくれたと振り返った。キッカーの久保がボールを蹴る直前の映像でも多くの選手が遠藤へのマークを外すように動く様子が見られ、連携の重要性を物語っていた。久保は前田遼一コーチのデザインの形通りに決まったと感謝する様子を見せる様子があり、前田と選手たちが準備することで生まれたゴールとなった。