- 出演者
- 大悟(千鳥) 榎並大二郎 ノブ(千鳥) 佐久間みなみ 山本賢太
オープニング映像。
大相撲春場所、12勝3敗で並んだ大関大の里と高安の優勝決定戦となり大の里が送り出しで3場所ぶり3度目の優勝となった。来月巡業が行われる故郷石川も歓喜に湧いた。
競泳日本選手権・男子1500m自由形決勝に出場した大阪・四條畷学園高2年今福和志が日本記録を11年ぶりに更新し優勝、7月に行われる世界選手権へ向け、競泳界にニュースターが誕生した。
オープニングトークとして千鳥の2人は「MLB開幕シリーズは2日間ともフジテレビで仕事だった」と話した。MLB開幕シリーズについて岩隈久志さん松井稼頭央さんが解説すると紹介した。
日本中が熱狂に次ぐ熱狂した東京シリーズの平均視聴率は30%と社会現象となった。すぽると!は内川聖一さん、鳥谷敬さんを派遣し独自目線でドジャースに強さを徹底取材した。
東京シリーズ第1戦を内川さんが取材した。内川はA.ジョーンズなどに接触し鈴木誠也を直撃した。メジャー史上初、日本人先発ピッチャーの投げ合いとなったドジャース対カブスの開幕戦。第1打席は大谷を今永がセカンドゴロに打ち取り、裏には山本由伸が鈴木誠也のバットをへし折り抑え込んだ。5回オモテでは大谷は第3打席で今季初ヒットでチャンスを広げこの回でドジャースが逆転、9回にはマルチヒットで開幕戦を4-1で勝利した。
内川氏がドジャースについて注目したのはチームで共有する力。中継ぎのピッチャーが出てきた中で自分が立った感覚を次のバッターに伝えていて、線になって戦っていこうという姿勢が見られたという。2番手投手のブラウンと対戦した大谷はナックルカーブを打つと、ベンチに戻り、マンシーに耳打ち。ナックルカーブの特徴を伝えていた。ベンチでも身振り手振りで伝達。その共有によりドジャースはナックルカーブを狙い球にしていた。球種別のスイング率を見るとナックルカーブが69%でストレートが14%と大きく異なっていた。
ドジャースの共有力について、岩隈氏が解説。投手からするとデータではわかっていても、効果的に投げていたボールが攻略されてしまうとピッチャーとしては脅威だと話した。
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ドジャースの強さの秘密は試合前の打撃練習にも隠されていた。フリーマンは打撃練習ではボールが入ってくるラインに対して逆方向に打っていっていた。引っ張るスイングは体が開くため練習では封印していたのだと内川氏は指摘。
鳥谷氏は守備練習で強さの秘訣を発見。足を使わずにハンドリングだけでボールをキャッチする練習を行っていた。試合がある前に基礎練習をやっているということについて、基礎練習の先に素晴らしいプレイがあると鳥谷氏は指摘。
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今永昇太を直撃。今永昇太は「今年プロ10年目だが、夢のようだ」などと話していた。第1戦でドジャース打線を相手に4回無安打無失点の好投を見せた。抜けのいいスプリットの感覚で投げれば大丈夫というイメージが湧いたなどと話した。
東京シリーズ 第2戦。佐々木朗希は初回、カブスの鈴木誠也から三振を奪う。3回に押し出しで1点を失い、なおも満塁のピンチを背負うが、2者連続三振で乗り切る。デビュー戦の重圧をはねのけた。大谷翔平はこの試合、今シーズン初ホームランを放った。ワールドシリーズ連覇に向け、開幕2連勝とした。
第2戦を受けて、鳥谷氏が感じたドジャースの強さについて、ベッツ選手・フリーマン選手がいない中での得点力を指摘。ベッツの代わりに2番に入ったエドマンがホームランを放ち、フリーマンに代わり一塁手となったキケ・ヘルナンデスにも一発が飛び出し、2人が抜けた穴を埋めた。グラウンドに立つ選手がぞれぞれ役割を果たすからドジャースは強い。鳥谷氏が注目したのは第2戦の2回、ノーアウト2・3塁のチャンスの場面。カブスのキャッチャーがパスボールとし先制するとキケ・ヘルナンデスは犠牲フライ。ここで生まれた追加点にこそ、ドジャースの強さが凝縮されていたという。
ドジャースが世界一たる所以を解説。岩隈は「ローテーションのスゴさ」と指摘。これだけ先発ローテーションが揃うチームはない。層の厚さを考えると先発投手陣は世界一なのではないか。
山本由伸のここがスゴい!岩隈POINT:奥に落とすスプリット。その日はスプリットを多く多投していたが、早い段階でホームベース手前に落としてしまうと見切られてしまうが、ホームベース角に落ちるくらいのボールを投げていた。昨シーズンからスプリット平均球速は約3.6km/h増の約148.7km/hに。
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「世界フィギュア」の番組宣伝。
松井稼頭央が見た大谷翔平のホームランに隠された技術とは。1球目・2球目は変化球。3球目のストレートの見逃しがポイント。4球目の変化球を見送り、最後はホームラン。どんな秘密があるのか。松井POINT:160km/hのストレートを一振りで仕留めた。投手目線だとミートポイント。メジャーリーガーの平均よりも大谷は約11cmミートポイントが後ろ。つまり体の近くで打っている。
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大谷翔平は今年からバットを約89cmに。長いと芯の位置が遠くなるので扱うのが難しいという。芯に持ってくる技術の高さがスゴいとのこと。ドジャースは来週金曜日タイガースを相手にホーム開幕戦を迎える。