アメリカとイスラエルのイラン攻撃について。ホルムズ海峡の封鎖がニュースになっているが、場所はイランとオマーンの飛び地の間にあり海峡の幅は約30km、タンカーが通れる海域の幅は約6km。世界で消費される原油の約2割が通過するといわれ、中東の原油やガスなどを運ぶ重要な場所。領海自体はイランとオマーンで半々だが、イラン革命防衛隊は「この場所を通る船は攻撃する」としており、結果的に封鎖されているような状態になっている。実際にタンカーが攻撃されているという情報もあり、多くのタンカーがペルシャ湾で身動きが取れなくなっている。以前イラン・イラク戦争があった時には、アメリカの艦艇が44隻ホルムズ海峡に出て護衛していた。今アメリカ海軍が出せる船は12隻しかないと言われている。イランは現在アメリカとの戦力との差がありすぎることから、石油の価格を上昇させることでアメリカ国内のトランプ政権への支持下落を狙っていると考えられる。ホルムズ海峡は日本へ輸入される原油の約8割が通ると言われており、ガソリンやプラスチック、石油製品の値上げが考えられる。備蓄があるので、すぐに石油がなくなるということはない。中国やインドもイランから大量の石油を輸入しており、影響は世界中に広がっていく。
