パリオリンピックの体操男子種目別・平行棒の決勝に、岡慎之助が登場した。E難度のバブサーをしっかり決め、着地も止めて、スコア15.300をマークした。銅メダルを獲得し、団体・個人総合に続き、今大会3つ目のメダルとなった。平行棒から1時間半後、鉄棒の決勝に臨んだ。離れ技のコールマンを決めると、最後着地も止めて、ガッツポーズを見せた。中国のエース・張博恒が着地を失敗した。岡慎之助は、1972年・ミュンヘンオリンピックの加藤澤男以来となる1大会で、3つ目の金メダルを獲得した。岡は、ミスなくやりきれたことが金メダルにつながった、内村航平のように常に勝ち続けられるような選手になりたいなどと話した。地元・岡山市で行われたパブリックビューイングでは、拍手と歓声が起こっていた。