昨日付の朝鮮労働党の機関紙によると、金正恩総書記は海軍の東海艦隊を訪れ、戦略巡航ミサイルの発射訓練を視察し、「常に戦闘態勢を整えている」などと評価したという。その上で今後は現代的な水上・水中攻撃と防御手段を備えた海軍に強化・発展させると述べたという。この発言は昨日から始まった米韓合同軍事演習を意識したものとみられている。一方韓国軍は訓練初日の映像を公開。訓練には韓国空軍のF35Aなどが参加した。領空侵犯・巡航ミサイル発射を想定した追跡や撃墜訓練が行われたという。今回の訓練について韓国空軍は、「完璧な戦闘準備態勢を維持していく」と述べた。期間中にはアメリカ軍と合同での空対空射撃訓練や、爆撃訓練も実施されるという。