男性の更年期障害は6人に1人が当てはまるといわれている。症状は、うつ、意欲の低下、頻尿、肥満、動脈硬化。男性特有なものとしては不眠、集中力の低下、男性機能の低下が挙げられる。チェックリストを紹介。10項目のうち3つ以上当てはまると可能性が高くなるという。社会的な環境変化によるストレスや、職場で褒められないことも原因になるといわれている。順天堂大学大学院・堀江重郎主任教授は対処法として適度な運動、睡眠の質の向上、コミュニティーの参加を挙げる。髪の毛10本を郵送すると検査結果が届く検査キットがある(TRULYから販売)。鳥取県庁は更年期障害とみられる症状で業務が困難な職員に対して年間で5日間の特別休暇を取得することを可能にしている。