長谷川雅子さんは、北九州市で70年続くそろばん塾の塾長。そろばん塾には市内に住む3歳から20歳までの約140人が通っていて、中には全国大会で成績を残す実力者もいる。長谷川さんはそろばん塾の魅力について、繰り返し練習していくなかで忍耐力・集中力・やり遂げる力など精神的なものが鍛えられ、仲間たちとのコミュニケーションの中で学べることがたくさんあると話している。長谷川さんのそろばん塾は父・数幸さんが始め、父親が病に倒れそろばん塾を継ぐことを決意した。長谷川さんの心の支えになったのは、成長する子供達の姿だったという。