来週金曜日に開幕するミラノ・コルティナ五輪。開会式で日本選手団の旗手を務めるのがスピードスケート代表の森重航。2度目の五輪、亡き母へ金メダルを誓う。先月、代表最終選考会を兼ねた全日本選手権で森重は国内最速記録で優勝し、ミラノへの切符を掴んだ。北海道別海町で酪農を営む家に生まれ、8人きょうだいの末っ子として育った。保育園年長の時にスケートを始めた。父・誠さんは当時の苦労を「中学校のころは冬になると釧路まで毎週送っていた。1カ月に車3000km乗った」と笑顔で振り返った。森重少年はいつしかオリンピックメダルを夢に抱いた。しかし、その最中に母・俊恵さんが亡くなった。亡くなる日の直前まで応援してくれた最愛の母・俊恵さんの思いを胸に世界の舞台で頭角を現し始めた。五輪初出場となった北京五輪で銅メダルを獲得。森重は「両親ともに支えてくれたスケート人生。ミラノ・コルティナ五輪で絶対に金メダルは獲得したい」と語った。
