スキージャンプで五輪連覇を目指す小林陵侑と、初出場の二階堂蓮を松岡修造が取材した。日本ジャンプ界のエース・小林は北京五輪のノーマルヒルで金メダルを獲得した。ノーマルヒルはW杯男子ではほとんど行われない種目で、これまで五輪で連覇を達成した者はいない。小林は「試合という感じではなく、ゲームだと思う」などと語った。いつもと違う舞台を、緊張ではなくゲーム感覚で楽しみたいという。小林はおととしアイスランドの雪山に作られた特大の特設ジャンプ台で、非公式ながら世界最長の291mのジャンプに成功した。さらに小林は、今大会でいつもと違う新種目「スーパーチーム」に挑もうとしている。従来の4人1組ではなく2人1組で行われ、1人最大3回飛ぶことができ6回のジャンプの総得点で金メダルを争う。この種目で小林の相棒となりそうなのが二階堂蓮で、ジャンプの名門・下川商業高校出身の24歳。大学に進学するもジャンプに専念するため中退し、アルバイトで活動費を稼いだという苦労人。今年のW杯で初優勝を決め、今季の総合ランキングでは小林に次ぐ3位につけている。二階堂は「スーパーチームはもちろん金メダル、いつも通りで」などと語り、小林は「選手としても全盛期で出られる最後の五輪になるかもしれない。フレッシュなうちにいいパフォーマンスを残したい」などと語った。
