きのうから中国を訪れている経済同友会の新浪代表幹事はきょう、韓正国家副主席と会談し「日中関係は切っても切れない関係、絆があり友好関係や交流を深めるべくまい進していきたい」と述べた。中国では景気減速に加えスパイ行為に関わったなどとして日本人が当局に拘束されるケースが相次ぎ、日本企業の間では中国への出張や投資を控える動きが広がっている。会談では新浪代表幹事から人的交流の活性化に向け、日本人に対する短期滞在のビザを免除する措置の再開や、法律や規制などの透明性のある運用などビジネス環境の改善を求め、これに対し韓副主席は前向きに対応する姿勢を示したという。