先週行われた中国の軍事パレード。会場に習近平国家主席とロシア・プーチン大統領が向かう映像を世界に配信したロイター通信に対し、中国国営放送が削除を要請。問題としたのはともに72歳の習氏とプーチン氏による寿命150歳の可能性についての会話。10年以上トップに居続ける2人が寿命の会話をした背景について、東京大学大学院・阿古智子教授は「指導者が代われば国が変わっていくのではという期待を持つ人もいて、それに対抗したいという意思があったのかなと。長生きするということを示すことによって、自分たちの影響力が長く続くんだと言いたかったんだと思う」と話した。こうした会話の映像をロイター通信は4分間の映像に編集し、世界1000社以上の契約社に配信した。中国の国営放送・中国中央テレビは「映像の編集により事実が明らかにゆがめられた」と映像の削除を要請。ロイター通信は5日に映像を削除したが「報道した内容は正確だった」としている。寿命の会話について、プーチン大統領は軍事パレード後に「現代の治療法や医療手段、臓器移植に関連するあらゆる種類の手術によって、人類は活動的な生活を続けられるという希望を抱くことができる。国によって差はあるが、それでも平均寿命は大幅に延びるだろう」と言及した。
