後楽園(岡山・北区)には約20種類、100本ほどの梅の木が植えられていて毎年、早春に赤や白の小さな花が咲き、多くの観光客が花見に訪れる。見ごろを迎えるのを前に、花の見栄えをよくし風を通して害虫を防ぐためのせんてい作業がきょうから始まり、造園業者の作業員5人が脚立に乗って、つぼみの少ない枝などをはさみで切り落としていた。後楽園の梅には、早咲きの品種もあるものの、ことしは気温が低くなる時期が遅くなったことなどが影響してまだ咲き始めていないが、2月中旬には見頃を迎える見込みだという。後楽園での梅の木のせんてい作業はあさってまで行われ、あさっては切り落とした枝のうち、つぼみの付いているものが園内で販売されるという。