きょう、バングラデシュで総選挙が行われる。おととし8月、通算20年首相の座にあったハシナ氏による独裁政権への不満の高まりからZ世代によるデモへ発展し、各地に広がり政権が転覆する事態となった。デモ隊が公邸を占拠する中、ハシナ前首相がインドへ逃亡。Z世代による反政府デモが国外に波及し、ネパールやマダガスカルでも政権崩壊につながった。ハシナ氏の独裁政権が終わったことを多くの人たちが歓迎し、新時代の幕開けを期待した。政権崩壊後初の総選挙が盛り上がりを見せている。去年12月、選挙に出馬予定だった反政府デモの指導者が銃撃され死亡。支持者らは大手新聞社などを襲撃した。今回の選挙の焦点は“政治体制が刷新できるか”。国の今後を左右する選挙とあって各地の集会には多くの若者が詰めかけた。改革を望むなか、注目されていたのが政変直後、学生運動から誕生したNCP(国民市民党)だ。古い政治的な慣行からの脱却を掲げている。日本にいるバングラデシュ人も総選挙に大きな関心を寄せている。
