陸上女子やり投げでは北口榛花が金メダルを獲得。北口榛花の出身は北海道・旭川市。小中学生の頃は水泳で全国大会に出場。同時期にバドミントンにも励み、全国大会で優勝していた。その後、高校1年生の時にやり投げに転向。すると、わずか2か月で北海道大会で優勝。さらにインターハイも連覇。2019年の国内大会では当時の日本新記録をマークした。そして、23歳でつかんだ東京五輪の切符。脇腹の痛みなどから記録は伸びず、結果は12位。北口榛花はやり投げの強豪国・チェコで基礎から徹底的に鍛え直した。去年9月、番組に生出演した際には「ライバルに負けずに仕上げていって金メダルを取りたい」などとパリ五輪への意気込みを語っていた。パリ五輪では1投目からシーズンベストの65m80をマークし、トップに立った。試合中にはカステラを食べる姿も見せた。最初の日本記録を出した時にカステラを食べていたため、そこからゲン担ぎでカステラを食べているという。北口榛花の父はパティシエ。父もカステラを作っているが、安心できる市販のカステラの方がいいと話した。また、頭にチョウのヘアピン、耳にはチョウのピアスをつけていた。「きれいにやりが飛んでくれますように」という願いを込めてつけていたという。トラック・フィールド種目では日本女子初となる金メダルを獲得。