北口榛花選手はパリ五輪で女子のフィールド種目で日本選手初の金メダルを獲得。その後、ヨーロッパでの大海に出場するため帰国していなかったが、ようやくきのう帰ってきた。今月15日に行われた「ダイヤモンドリーグファイナル」でも優勝し、連覇を達成。これは日本人初の連覇となった。きのう凱旋し今シーズンを振り返って「ひたすら悩み続けてもがき続けたシーズンだった」「これまでのシーズンとはまた違うシーズンでしたし、いい勉強になった」と話している。また、来シーズンの目標を聞くと「アジア記録67.98メートルをまず更新したい」と答え、オフでの強化については「自分の原点を大事にしたい。水泳とバドミントンを何らかの形でトレーニングに結びつけていけたら。もしかしたらテニスかも…」などと話した。トレーニング方法については「室伏さんも自分に合ったトレーニングを突き詰めて良い結果を残したので、自分にもそういうものがあると思っている」と話していた。北口選手の秘密兵器は、猫背に悩む北口選手のため「チーム北口」が開発した特注のイス。18度の傾斜がついており、座るだけで姿勢が正されパフォーマンスが向上するという。北口選手はこのイスについて「持ち運び式にもなって分解できるようになった。海外にも持っていきやすくなった。また一緒に色んなところで旅ができでば」と話している。北口選手は来年9月13~21日に行われる「東京2025世界陸上」には前回王者として出場がすでに決定しており、「日本の皆さんの前でしっかり自分らしい投てきを見せたい」と話している。