12日ロシアのプーチン大統領と電話会談を行ったアメリカのトランプ大統領。ロシアとウクライナの戦闘終結に向けた交渉開始で合意したと明らかにした。トランプ氏は、電話会談でのやり取りについて、「プーチン氏は戦闘終結を望んでいると言っていた」とし対面での会談は「遠くない将来にサウジアラビアで行う」との見通しを示している。ロシア大統領府も、プーチン氏はトランプ氏の交渉によって長期的解決が可能だとする発言に同意した、接触を継続することで合意し、トランプ氏をモスクワに招待したと明らかにした。ヘグセス国防長官は、ロシアが実行支配するウクライナの領土について、クリミア半島をロシアが併合した2014年以前の国境に戻る可能性は低いとの認識を示した。NATO加盟についてトランプ氏は、ロシア側が「絶対に認めない」と言ってきた、私はそれでOKだ。と述べ、NATO加盟は非現実的だとの見方を示している。ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカとともにロシアの侵略を阻止すると従来の方針を強調している。
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