停戦交渉に向けた主張。領土については、ウクライナは奪還、ロシアは併合を主張。安全保障についてはウクライナはNATO加盟が必要、ロシアはNATO加盟は認めないとしている。トランプ大統領はウクライナは領土を一部放棄せざるを得ない、NATO加盟は現実的ではないなどとロシア寄りの認識を示している。兵頭慎治さんはトランプ大統領は来年秋の中間選挙を見据えて、ウクライナ和平を達成して成果をアピールしたい狙いがあるのではないかと指摘、停戦交渉がまとまるかどうかのカギを握るのはプーチン大統領ではないかと話した。トランプ政権が作成したとされる停戦計画。停戦実現に向けて3月までにトランプ大統領がゼレンスキー大統領、プーチン大統領それぞれと会談をし、4月20日の復活祭に休戦を宣言、5月9日のロシアの対独戦勝記念日に停戦宣言をするというもの。きのう明らかになったのは停戦宣言を4月20日までに実現させたいとしている。ウクライナが求める安全保障についてゼレンスキー大統領はヨーロッパ軍の創設を提言したが、ヨーロッパは交渉の蚊帳の外でとなっている。
URL: http://www.nato.int/