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「NATO」 のテレビ露出情報

4年ぶりの米露首脳会談について。アメリカ政治に詳しい早稲田大学教授・中林美恵子、国際政治に詳しい慶応義塾大学教授・鶴岡路人の解説。米露首脳会談の後に行われた共同記者会見の内容。会見ではまず、プーチン大統領が話し始め、トランプ大統領について「隣人」と表現。ウクライナに関しては「真の終結を実現したい。継続的な解決策にするため、ウクライナ危機の根本部分を解決しなければならない」と従来の姿勢を示した。トランプ大統領は多くの合意ができたと成果を強調するも、「最も重要なものも今後、合意に至る可能性が高い。NATOやゼレンスキー大統領にもきょうの会談内容を説明したい」と話していた。会見の最後、プーチン大統領はまたすぐに会うことになるだろうとしたうえで「次はモスクワでお会いしましょう」、トランプ大統領は「いろいろありそうだが可能性はあるだろう」と話した。トランプ大統領は会見終了後、FOXにニュースのインタビューで「会談は10段階評価で10。領土交換について話し合いはした。実現しなかった大きな合意については公表したくない」と述べた。今回の会談で停戦合意には至らず、NBCなどアメリカメディアは「具体的な合意なく終了」、アメリカ・NBCは「プーチン大統領の複数の勝利」、イギリス・BBCは「言葉は温かったがアラスカでは進展なし」と報道。
早稲田大学教授・中林美恵子「トランプ大統領の本音はやれやれ、思ったよりしんどいというところではないか。停戦は確約してもらえなかった。プーチン大統領は何ひとつ譲歩していない。今後に希望をつなぐというところ」。慶応義塾大学教授・鶴岡路人「プーチン氏から見ると大したことはなかったのが大きな感想。時間稼ぎに成功し、国際舞台に復帰できたと安堵している。交渉している間は制裁の強化がないだろうというのがロシアの読み」。早稲田大学教授・中林美恵子「本音はロシアと経済協力したいのではないかと思われる」。
米露首脳会談の直前に1対1から3対3に変更された。慶応義塾大学教授・鶴岡路人「1対1は非常に危険だと指摘されてきた。プーチン大統領が一方的にロシアの立場を説明し、一方的に聞いてしまうような形になりかねないとアメリカ国内でも不安視する声があった。ヨーロッパ、ウクライナからすると1対1で丸め込まれるのが一番危険と言われていた。より常識的で、より対等なやりとりができるという意味でプラスだった」。読売新聞特別編集委員・橋本五郎「プーチン大統領は一方的に勝った。ロシアが国際的に自由になっていくための舞台装置が作られた。危険な兆候で、どこかで戻さないと」。社会起業家・石山アンジュ「トランプ大統領とプーチン大統領の距離感が話す国際的なメッセージや秩序がどう変わっていくのかが気になる」。早稲田大学教授・中林美恵子「今回はプーチン氏の目指すところは相当ゲットできた会談だった。プーチン大統領は戦闘をやめる気がないように見える。国際秩序が完全に逆転していく入り口になってしまう危険性もはらんでいる」。
今回の焦点となる停戦交渉。それぞれの国が掲げる停戦条件。ロシア・プーチン大統領はウクライナがドネツク州とルハンシク州を放棄。東部ドネツク州全域からの軍の撤退に合意すれば完全な停戦に応じるとしている。ウクライナとヨーロッパ各国はウクライナ軍が撤退ならロシアも撤退を。NATO加盟の可能性を含め、安全の保証を求めている。アメリカ・トランプ大統領は領土の一部交換案に言及。一方で会談ではプーチン大統領に無条件停戦を迫る意向。アメリカとロシアで検討されている合意案がある。ロシアはクライナ東部のドンバス地方と南部クリミア半島の割譲を求めている。サポリージャ州とヘルソン州のロシアの攻撃を停止するとしている。ロシア軍はウクライナ東部で攻勢を強めていて、ここ数日間、最大10キロ進軍したともいわれている。
プーチン大統領の本気度について。慶応義塾大学教授・鶴岡路人「ウクライナを属国化したい。戦争の目的を変える気がない」。早稲田大学教授・中林美恵子「トランプ大統領はプーチン大統領に心を寄せすぎているところがあるように見える。何らかの経済的なメリットをと考えているはず」。読売新聞特別編集委員・橋本五郎「大国同士の取引に次第になってしまい、ウクライナは置き去りにされている印象を受ける」。慶応義塾大学教授・鶴岡路人「ボールは完全にアメリカ側にある。アメリカが勝手に期限を切って行動せざるを得なくなってきた」。早稲田大学教授・中林美恵子「3者会談は領土のことが中心になり、停戦が重要になる。今回のプーチン大統領を見ているとその様な方向性は見られない。トランプ大統領は制裁の方に行けるのか」。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年12月12日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,関心度ランキング
中国が2回目となる日本への渡航自粛を呼びかけた。1度目は高市総理の台湾有事を巡る発言がきっかけだか、今回は日本で地震が相次ぎ多くの負傷者が出ているためとしている。また、中国軍によるレーダー照射問題でも避難の応酬が続いている。中国が公開した自衛隊と中国軍のやりとりとされる音声について、中国側は2度にわたり明確な通報を行ったと主張。日本側は各国と協力関係を強化し[…続きを読む]

2025年12月11日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.(ニュース)
日本史上初の女性首相、高市首相が世界で最もパワフルな女性3位に選ばれた。フォーブスは日本発の女性首相就任を高く評価した。100位以内は唯一の日本人となる。一方では自身の発言で関係が冷え込んだ日中関係はいまだ冷え込んだまま。中国は日本への渡航を控えるよう改めて呼びかけている。中国関係者は高市首相の台湾を巡る発言への対抗措置の一環だろうと話す。日本は各国との協力[…続きを読む]

2025年12月11日放送 15:42 - 19:00 フジテレビ
イット!(ニュース)
今年度の補正予算案を巡り、大きな節目を迎えた。アメリカ誌欧州中央銀行では世界でパワフルな女性3位に選ばれた。衆院予算委員会では物価高対策巡る論戦が繰り広げられた。食料品の物価高対策名目で拡充される交付金は水道料金の引き下げに充ててもいいのかという質問に対して、黄川田大臣は適宜柔軟に対応すると回答。それに対して明快な答弁ではないと反論があった。高市首相はその反[…続きを読む]

2025年12月11日放送 11:30 - 11:50 フジテレビ
FNN Live News days(ニュース)
記者会見で木原官房長官は「レーダー照射事案について同盟国・同志国との間で緊密なやりとりを行っている」と述べた。小泉防衛相は昨夜、NATOのルッテ事務総長とのテレビ電話会談で中国軍のレーダー照射や中国がロシアとともに行った日本周辺での共同飛行を説明した。ルッテ事務総長は遺憾の意を示し、緊密な連携を確認した。

2025年12月11日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルNEWSドリル
海底ケーブルを守るためのAIを活用した開発競争が各国で加速している。今年1月、フィンランドで開かれた会議でNATOのルッテ事務総長はバルト海の監視強化を表明した。NATOはグレイシャークの導入を進めている。ヨーロッパの2カ国が購入を決めている。実証試験段階中だ。

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