上川外相は訪問先のブラジルで韓国のチョ・テヨル外相と会談し、弾道ミサイルの発射など挑発行動を続ける北朝鮮に対し、連携して対応していくことで一致した。そして去年、再開された外務次官による戦略対話や外務・防衛当局による安全保障対話などをことしも行うことで一致した。一方、上川大臣は太平洋戦争中の「徴用」をめぐる韓国の裁判で、日立造船が裁判所に預けた供託金が賠償に充てる資金として原告側に渡されたことについて「企業に不当な不利益を負わせるものだ」と述べ、遺憾の意を示した。また、上川大臣はフランスのセジュルネ外相とも会談し、ウクライナへの支援を揺るぎない形で進めていくことで一致した。