今回、ロシアと北朝鮮との間で結ばれた新たな条約では、どちらかの国が攻撃された場合の相互支援が規定されており、プーチン大統領は北朝鮮に武器を送ることを排除しないと明言している。これに対し、韓国がこれまで行っていなかったウクライナへの武器支援を検討すると表明。プーチン大統領が大きな間違いを犯すことになると警告するなど波紋を広げた。北朝鮮の制裁逃れを調査してきた古川氏によると、更に懸念されるのが核兵器、偵察衛星、原子力潜水艦など、ロシアから北朝鮮への軍事技術の支援。これらは国連決議違反に当たるが今後は、ロシアが本格的に支援を行うおそれもあるとしていて、日本を含む東アジア全体の脅威が高まると警鐘を鳴らす。