土を耕すと埋まっていた石が出てきた。取り切れなかった茅の根も出てきた。耕運が終わると次は土作り。耕作されていない畑は酸性土壌に傾いていることが多いのでアルカリ性が強いものを入れてpHを調整する。カキの殻を再利用した石灰肥料など3種類の石灰肥料で中性に近づけた三大栄養素の窒素・リン酸・カリを補うため用意した肥料も無駄なものを活用。土作りのためもう1つ、ある人物の手作りの特殊な肥料を入れる。四井真治さんは北杜市の約2000坪の土地で17年前から家族4人で自給自足の生活をしている。四井さんが畑の土作りで最もこだわっているというものが堆肥。