明日、20年ぶりに新紙幣が発行される。最大の理由は偽造防止。これまでも概ね20年に一度新紙幣を発行し対策してきた。新1万円札の渋沢栄一は実業家。新5千円札の津田梅子は女性の地位向上に尽力。新千円札の北里柴三郎は破傷風の治療法を確立した。人選は通貨発行に関わる財務省、日本銀行、印刷する国立印刷局が話し合い最終的には財務省が決める。デザインは、3Dホログラム、ユニバーサルデザインなどを採用した。新紙幣の入手は、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行で原則4日から。埼玉りそな銀行の約100店舗であすから。新紙幣発行の流れは、国立印刷局→日本銀行→銀行などの金融機関→個人、企業や小売店となる。全国の新紙幣対応の割合は、3日時点で、ATMなど金融機器が9割以上も、自販機などは低い。なお、古いお金も使用できるので、交換の必要なし。警視庁によると今年の3月以降、新紙幣を悪用した特殊詐欺が4件発生している。